一言で塾講師と言っても募集している塾は多数あります。
なぜ栄光なの?その疑問に応えます。
塾講師をやった事で得られた貴重な経験、役立った事など現役講師、OBの先輩の体験談を紹介します。
遊びながら英語に親しむ「ステップ・アップ・イングリッシュ」という小学生向けクラスを担当しているので、ニックネームはマイケルです。歌って踊れる先生ということなんでしょうか(笑)。
中高校生にも英語を教えているのですが、小さいときに親しんだ英語が嫌いにならないように工夫しています。たとえば、単純に「この単語を暗記しなさい」というのではなく、何でこの単語がこんな意味なのかを一緒に考えて、文章を作ったりするのです。
この仕事を始めて嬉しかったのは、まるで家族のような仲間ができたことです。先輩にいろいろな相談に乗ってもらったり、一緒に遊びに行ったりと、「セカンドハウス」とでも言うべき居場所ができました。
担当している小4社会は、9名の小さなクラスですが、元気な子どもたちで賑やかです。子どもが大好きな私は、彼らと話ができるだけでいつも幸せな気分です。
しかし甘い顔ばかりしていては先生は務まりません。低学年の子どもたちとは、「時間を守る」「話を聞く」「思いやりを持つ」という3つの約束をしています。こうしたしつけをきちんとやることでクラスの雰囲気がとても良くなるんです。
中学受験の子どもたちを担当する時は本当に親の気分です。試験会場の入り口で、子どもに応援の握手をする「門前激励」で、私はいきなり涙ぐんでいたりします。「宮ちゃん、大丈夫だよ」と、逆に励まされてしまうことも・・・もちろん、私は号泣です。
ボクが所属しているのは、個別指導専門の教室です。特徴は、私立中学の補習や帰国子女の受け入れといった様々なニーズに対応しているところです。ですから、子どもたちもいろいろな目標を持った子が集まってきます。また、ボクもそうですが、どちらかというとマイペースな子が多いような気がします。初めて担当になった中2の女の子が、話しかけてもまったく反応せずに、本当に困った思い出があります。
しかし何回か授業をするうちに徐々にコミュニケーションが取れるようになりました。
一番大切なのは、相手のペースでじっくりと待つこと。一方通行でない会話が成り立ち、彼女に、初めて「先生」と呼ばれた日、ボクは涙が出るほど嬉しかったです。
講師を始めた頃、中学受験の算数が苦手で必死になって勉強しました。そんな私に室長が夜遅くまで、つるカメ算を教えてくれたのを今でも忘れられません。その教え子が合格した時は、一緒に手を取り合って喜びました。
私の大学時代は、教育の現場で、本気で子どもたちと向き合う4年間でした。もしかすると、子どもたちだけではなく、私自身もまた成長する場だったのかもしれません。小2クラスを担当した時、「先生に褒められたくてうちの息子はがんばってるんですよ!」と、お父さんに言われ、本当にこの仕事をやって良かったと思いました。
4月から小学校の教員になりますが、「今日も1日仕事をやってよかった」と思える先生になりたいです。
私は、子どもたちから「厳しくて怖い先生」と思われていました。約束だった宿題は終わるまで辛抱強くフォローし必ず提出させます。厳しくするのは、子どもたちに成果を上げて、成功体験をしてもらいたいからです。私は、やさしいだけが先生ではないと思っています。勉強は楽しいだけでは成績が上がらないのです。
もうひとつ大切なのは、単語帳を頻繁にチェックしたり、作文添削をしたりといったコミュニケーションを行い、私自身も子どもたちとの約束を必ず守ることです。私の厳しさは、信頼関係の上で初めて成り立つものなのです。私のニックネームは「あねさん」でしたが、子どもたちに頼りにされている気がして、とても気に入っていました。










