塾講師が紹介!上手な教え方厳選7つのコツ!

指導方法

塾講師のアルバイトで誰もが悩むのが生徒への教え方です。
どのようなところに注意すれば上手な教え方ができるのか、また下手な教え方にはどのような特徴があるのか。

今回は教え方にお悩みの塾講師アルバイトの方に向けて、実際に学習塾で20年以上塾講師をしてきた経験から、厳選した7つの上手な教え方のコツをお伝えしていきます。

上手な教え方のコツとは?

塾講師のアルバイトの仕事の中心は、やはり生徒に教える授業です。それだけに、塾講師のアルバイトを始めたばかりの大学生だけでなく、塾講師を何年か経験している大学生でも「上手に教えたいが上手く教えられない…どうすればよいか?」「わかりやすい教え方のコツは?」と悩むことは多いものです。

それでは、上手な教え方ができる塾講師になるために、厳選したわかりやすい教え方のコツを7つお伝えしていきます。

上手な教え方のコツ①

その日の目標を最初に生徒に伝える

何となく「じゃ始めようか」とその日の授業をスタートしても、それは上手な教え方とは言えません。また、生徒に「今日何やるんだっけ?」と聞いてしまうなど、塾講師がその日の授業の目標を分からないままスタートするのもNGです。必ず授業の最初に生徒にその日の目標や到達点を伝えてから、授業をスタートしましょう。

そうすることで、生徒は「今日の授業では○○を理解すればいいんだ」と心構えができます。授業に対するモチベーションを上げることができて、集中力を高めることもできます。そして、教える内容の定着度や理解度を上げることにもつながります。その日のゴールを最初に生徒に伝えることは上手な教え方のコツです。

栄光ゼミナールでは

『栄光ゼミナール』では、集団指導の場合は指導カリキュラムが学年・コース毎に決まっています。個別指導の場合も事前に学習スケジュールを決めていますので、「今日は何やるんだっけ?」と聞いてしまうということはありません。具体的な授業の進め方は実際の教室での研修でお伝えしています。塾講師未経験の方から他の塾で指導経験のある方まで、安心して勤務をスタートすることができます。

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上手な教え方のコツ②

褒めて生徒のモチベーションを上げる

生徒は褒められるとうれしくなって意欲的に学習に取り組むようになります。問題に正解したり成績が上がっている時はモチベーションをキープしやすいですが、間違えたり成績が伸び悩やむまたは下がっている時はモチベーションも下がりがちです。生徒のモチベーションが下がっている時にどのような教え方で授業をしても成績向上にはつながりにくいものです。

正解や成績が上がっている時に必ず褒めるのはもちろんですが、間違えたり成績が下がっている時も「ここまでは良かったよ」「ここは頑張っていたね」と良い点を見つけて褒めてあげましょう。そうすることで、再び生徒のモチベーションを高めることができます。褒めて生徒のモチベーションを上げることは上手な教え方のコツの一つです。

栄光ゼミナールでは

『栄光ゼミナール』では、褒めて生徒のモチベーションを上げることに重きを置いています。具体的な指導方法は研修でお伝えしますので、「上手に教えることができるかな」と不安に思っている方でも、安心して塾講師のアルバイトを始めることができます。

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上手な教え方のコツ③

かみ砕いて別な表現に転換する

教科書やテキストに載っている表現をそのまま伝えるのではなく、表現をかみ砕いて言い換えたり、生徒に身近なものや具体的なもので置き換えると伝わりやすくなります。いかに生徒にイメージしやすい伝え方をするかが上手な教え方のコツになります。

また、生徒がイメージしやすくなるように図示するなど可視化するのも有効な教え方になります。

上手な教え方のコツ④

教える内容を2~3個に絞り込む

塾講師の指導経験が少ない場合は特に、授業の中であれもこれもとつい生徒に教えたくなってしまいます。しかし、これではなかなか生徒にうまく覚えてもらうことができないので、上手な教え方とは言えません。「今日の授業ではこれだけは覚えて帰ってもらおう」というポイントは、優先順位をつけて必ず2~3個に絞りましょう。思い切って優先順位を下げたものは、次回以降の授業や次の学期・講習・学年で取り上げることも出来るはずです。優先順位を思い切ってつけることができるかが上手な教え方のコツの一つです。

上手な教え方のコツ⑤

繰り返して強調する

生徒に伝えたいことも一度だけではなかなか伝わらないことがあります。重要なところほど、同じ授業の中で繰り返すように教えると生徒の定着度や理解度が上がり、授業がうまくいきます。この繰り返して強調するという教え方も塾講師の上手な教え方の一つです。

上手な教え方のコツ⑥

話すスピードを意識する

絶えず一定のスピードで説明をしていると、メリハリがなくなり生徒の集中力が続かないことがあります。重要な部分を説明する時や苦手な生徒に説明する時は、伝わりやすいようにゆっくりと話すことが重要です。話すスピードを意識してメリハリをつけるのは上手な教え方のコツです。

上手な教え方のコツ⑦

短いスパンで区切る

塾講師を始めたばかりの場合、一気に全部を伝えてしまおうという気持ちが前に出過ぎてしまうことがあります。人が一度に理解できることには限りがありますので、全部を一気に伝えても生徒に理解してもらうことはできません。これは上手な教え方とは言えません。

一度の説明で伝える内容を途中で区切って少なくして(短くして)、すぐに演習で生徒の定着度を確認し、生徒に「よしできるぞ」と思ってもらうことが肝心です。伝える内容を絞ってスモールスタートをし、生徒に小さな成功体験(できた・解けた)をたくさん積んでもらうことは、上手な教え方のコツです。

栄光ゼミナールでは

『栄光ゼミナール』では、今回ご紹介している上手な教え方のコツ以外にも、具体的な指導方法を研修でお伝えしています。「上手に教えることができるかな…」「上手く教えられないかも…」と不安に思っている方でも、塾講師のアルバイトを安心してスタートすることができます。

栄光ゼミナールで教え方の上手な塾講師になろう!

教え方が下手な塾講師とは?

一方で、塾講師の教え方が下手な場合、生徒のモチベーションは上がらず成績も思うように伸びて行きません。場合によっては、保護者からクレームが来たり生徒が塾を替えてしまうこともあるかもしれません。

ここでは、教え方が下手な塾講師に共通する特徴を紹介していきます。

教え方が下手な塾講師の特徴①

具体例がない・抽象的でわかりにくい

教科書やテキストに書いていることをそのまま伝えるだけでは生徒に理解してもらうことができません。公式を伝えるだけで先に進む、抽象的なルールを伝えるだけで具体的な説明がないなど…。いかに生徒に具体的にイメージしてもらうことができるどうかが、教え方が上手な塾講師と教え方が下手な塾講師の違いと言えます。

教え方が下手な塾講師の特徴②

一方的で双方向の対話がなく理解度が把握できない

生徒の方を向かずにテキストやホワイトボードの方ばかり見て説明をしていると、生徒の反応に気づくことが出来ず、一方的な授業となってしまいます。生徒の理解度を把握するためには、授業中に生徒へ何度も質問をして生徒に答えてもらうという双方向の対話が不可欠です。塾講師からの問いかけもなく、生徒は質問をすることもできないと当然理解度は上がらず、結果として生徒の成績も上がりません。これも教え方が下手な塾講師の特徴と言えます。

教え方が下手な塾講師の特徴③

高圧的・感情的な話し方をする

理解できていない生徒に高圧的・感情的な話し方をするのは絶対にNGです。「どうしてこんな問題がわからないのか?」「前にも一度説明したよね?」「だから○○はダメなんだ」「わかっていないのはお前だけだ」などと言われたら、生徒は委縮してしまいモチベーションの低下につながります。また、塾講師に対して反抗的な態度を示すこともあります。

教え方が下手な塾講師の特徴④

重要なところがわからない

テキストに書いてあることをそのまま伝えるだけの授業や、「あれも覚えなさい、これも覚えなさい」というタイプの授業では、生徒は何が重要かがわからないために理解度は上がりません。重要事項の絞り込みができていないのも、教え方が下手な塾講師の特徴です。

教え方が下手な塾講師の特徴⑤

字に丁寧さがない

ホワイトボードやノートの字が丁寧でないと、生徒は解読することに精一杯になってしまい、授業中の集中力が低下して理解度が下がってしまったり、間違った内容をノートに書き写してしまったりということがあります。これも教え方が下手な塾講師の特徴の一つです。

「自分は字に自信がないな…」という場合も、練習することでカバーできます。また、きれいな字でなくても、読みやすく書くことができれば問題はありません。

栄光ゼミナールでは

『栄光ゼミナール』の場合は、今回「教え方が下手な塾講師の特徴」として紹介した点をもとに、教え方のコツを詳しく研修でお伝えしますので、ご安心ください。塾講師未経験の方から他の塾で指導経験のある方まで、栄光ゼミナールでは上手な教え方のできる塾講師として勤務をスタートすることができます。

栄光ゼミナールで教え方の上手な塾講師になろう!

教え方の上手な塾講師になろう!

今回は、生徒への教え方にお悩みの塾講師の方へ、上手な教え方をするための7つのコツや下手な教え方にはどのような特徴があるのかについてお伝えしてきました。

大事なのは「教え方のコツ」と「生徒との信頼関係」

教え方の上手な塾講師になるためには、今回お伝えしました「教え方のコツ」を理解して実践してみることが重要です。ただし、まず前提となるのは「生徒と信頼関係を作る」ことです。教え方のテクニックだけ磨いて主観的に上手な授業ができたとしても、生徒との信頼関係が出来ていなければ、生徒のモチベーションアップや成績向上には結びつきません。これでは自分の求める上手な教え方ができたとは言えないでしょう。

生徒に話しかけてコミュニケーションをしっかり取り、質問に丁寧に答え、生徒が正解したらちゃんと褒めてあげることで、生徒との信頼関係を作っていきましょう。そうすれば、生徒はあなたの授業を真剣に集中して聞いてくれますし、学習に対するモチベーションも上がります。そして成績向上にもつながっていくはずです。

上手な教え方は好循環を生み出すきっかけ

そのように頑張る生徒を見ることで、今度は塾講師のモチベーションも上がります。塾講師のアルバイトにやりがいを感じることもできるでしょう。上手な教え方と生徒との信頼関係が好循環を生み出していくことになります。

ぜひ自分なりの教え方のコツを研究して、生徒に信頼されるわかりやすい上手な教え方のできる塾講師を目指してみましょう。

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