塾講師のアルバイトをしている大学生の一日はどんな流れになっているのでしょうか。
また、1週間のスケジュールも気になりますよね。
今回は実際に個別指導塾「栄光の個別ビザビ」でアルバイト講師をしているT先生に、1日のスケジュールや一週間の予定について教えてもらいました。
大学生の1日の流れとスケジュール
今回は、個別指導塾「栄光の個別ビザビ」でアルバイトをしているT先生に、塾講師の1日について教えてもらいました。
T先生は大学1年生でアルバイトを始めてから8か月が経ちました。
主に担当する科目は得意だった英語と国語。
大学がある日の塾講師の生活として、1日の流れをご紹介しましょう。
- 7:00起床
塾講師の日の服装はスーツ一択。
服装選びに悩むことなく素早く準備ができます。 - 9:00大学の講義
授業後は塾のアルバイトの時間まで大学構内のカフェや図書館で過ごします。
- 18:00塾に出勤
塾に着いたら、今日の担当生徒と実施する授業内容の確認をします。
- 18:05生徒のお迎えタイム
自分の担当生徒への挨拶はもちろんですが、担当以外の生徒にも元気に挨拶をします。気持ちよく迎えてくれるのって誰でも嬉しいですよね♪
- 18:10[1コマ目(80分)]授業スタート/中1英語・中2国語
授業開始前は、「最近どう?心配事はある?」という話をします。
生徒の今の心境や学校での出来事をヒアリングし、気になる部分があれば少し話を聴いてあげることもあります。授業以外でも先輩としてアドバイスできることはするようにしています。 - 19:30生徒のお見送り&次の生徒のお迎えタイム
生徒を見送っていると、次の時間に授業を受ける生徒たちが元気に入ってきます。夜の時間帯は部活が終わった後の中学生が多くなります。眠そうな生徒もいるので、そこは講師側が寝させない授業にする工夫が必要です。
- 19:40[2コマ目(80分)]授業スタート/中1英語・中2英語
担当生徒同士が仲が良いと、授業中の私語が多くなることもあります。ここはやはり塾講師として「何のため」に塾に来ているのかを話しながら授業に集中するように促しています。
- 21:00生徒のお見送りタイム
部活や学校の出来事などを話してくれる生徒もいます。たまに迎えに来ている保護者の方と話すことも。
※少し深いお話がある場合は社員に対応してもらいます。 - 21:30帰宅
帰宅途中は気が抜けませんが、自宅に帰れば私も大学生の一人です。大好きな曲を聴きながら、大学から出されている宿題に取り組みます。
基本的に勤務は夕方からスタート
学習塾は生徒たちの学校が終わってから通う場所であるため、夕方からの勤務です。
大学の授業も同じように午後で終わるので、そのまま塾に向かうこともあります。
授業の時間までカフェでのんびりしたり、大学の図書室で勉強をするなどして自分の時間を楽しむことができます。
長期休暇期間中は午前中からの勤務になることも
学校の長期休暇中、学習塾では夏期講習などの季節講習を実施しています。
そのため、教室は午前中から授業を行うことが多いのです。
アルバイトとして勤務する塾講師も、この期間中は午前中から勤務できるので稼ぎ時です。
年間を通して新しいアルバイト先を探さなくて済むのも塾講師の特徴かもしれません。
勤務時間についてまとめた記事がありますので、ぜひ参考にしてください。
栄光の個別ビザビの塾講師が行う授業とは?
授業の基本的な流れは、[授業]→[例題解説]→[演習]を繰り返し行い、なるべく多くの問題数を解けるようにしています。
最後に[宿題]を提示し、[授業報告書]に今日の授業内容等を記載をして授業終了です。
授業中の生徒とのコミュニケーションはとっても大事です。
本人が理解できたかどうか、どこで見分けるかというと、問題を解く過程や目の動きや表情ですね。
生徒がどう考えて、どこでつまづいているのか、細かく見て気付いてあげられるのは個別指導ならではの授業ですね。
生徒たちには遅かれ早かれ、近い将来「教室や大きな試験会場で一人で問題を解く日」が来ます。
それが定期テストだったり、入試だったり・・・。
生徒本人が自力で解ける経験を積んでもらうためにも、全ての解答を教えるのではなく、少しずつヒントを出してあげるのが良い思います。
「自分は解ける!」という自信を持ってもらえれば、入試本番や試験会場でも自分の力を発揮させることができると思います。
教え方についてまとめた記事がありますので、ぜひ参考にしてください。
「授業報告書」って何?授業の中で用意するの?
T先生の一日の流れの中で、ちょっと気になるのは「授業報告書」です。
個別指導塾に通ったことがある方は、アレのことかなと思うかもしれませんね。
塾によってさまざまな書式や報告方法があるので、現物を見せてもらった方が良いですよ。
報告書の内容は主に指導内容と授業の様子や理解度について
基本的に、保護者の方が今の子どもの状況を把握するために提出するものと考えてください。
この報告書が、塾と保護者と生徒をつなぐ一つの架け橋となります。
実際に個別指導学習塾で勤務したことがある方に、内容を教えてもらいました。
私が在籍していた塾で使っていた授業報告書は、主に『授業の単元と内容』・『小テストの結果』・『理解度』・『集中度』・『宿題達成度と次回の宿題内容』を主軸に報告していました。長文で書くよりもそれぞれの項目に対してどのくらいできていたか短くまとめていました。大体2~3行くらいでしたよ。
私の塾では生徒の『集中度』『理解度』『宿題実施度』等の各項目を5段階評価で丸をつけるタイプでした。5行くらいのスペースがあって、そこに今日の授業内容や生徒の様子を文章で書いていました。複写式の用紙で、保護者と塾側、双方の手元に残るようになっていました。ぺりっとはがすのを生徒が毎回やりたがっていたのを思い出します。
私の塾では紙での提出ではなく、タブレットまたはPC入力した内容が保護者のメールとして届くタイプの報告シートがありました。内容は『授業の単元』・『集中力』・『理解度』・『小テストの結果』等について5段階評価で選び、200文字くらいの文章で生徒の状況をまとめていました。文章量が少ないので、工夫しながら文章を作っていました。
塾講師の1週間のスケジュールは?
サークルや自分の趣味の時間も大切にしたいけど、両立できるかな?
塾講師のアルバイトをしている場合、1週間のスケジュールはどんな感じでしょうか。大学の授業はもちろん、サークルや友達と遊ぶ時間もしっかり持ちたいですよね。
塾講師の中には、他のアルバイトと掛け持ちしながら働いている人もいます。
その分覚えることも増えますが、自分のやりたいことにチャレンジするのも良い経験です。
自分の予定と照らし合わせながらアルバイトの時間を決めるのが一番!これはどの業種でも変わらないんだね。
塾講師バイトは固定されたシフトになることが多い
塾によって異なりますが、多くの個別指導塾では自分の担当する生徒は毎回変わらないように設定されます。
毎回同じ生徒を担当することで、先生とのコミュニケーションが円滑になり、生徒に合った伝え方や指導ができるため、成績向上につながりやすくなります。
そのため、塾講師の予定と生徒の予定を考慮し、曜日や時間を固定する学習塾が多いのです。
大学生の場合、塾講師のアルバイトと自分の大学の授業と重ならないように勤務希望曜日を出せば大きな問題はありません。
逆に、生徒を固定しない塾では、シフトが柔軟に組めるというメリットもあります。
自分の大学のスケジュールやサークルの予定を考え、塾講師のアルバイトを行う上で無理のないスケジュールで組めるようにするのが一番良いですよ。
塾講師の勤務時間についてまとめた記事がありますので、参考にしてください。
栄光ゼミナールなら勤務時間や曜日も選べる!
首都圏を中心に約570教室を展開している学習塾『栄光ゼミナール』をご存知ですか?
栄光ゼミナールでは、小学生・中学生・高校生を対象に、自分が得意な科目で授業を担当していただきます。
集団指導・個別指導・オンライン指導など、自分に合った指導形態も選べます。
栄光ゼミナールでは勤務する曜日や時間帯を選ぶことができます。
自分の予定に合わせて最適なスケジュールを組んで、無理なくアルバイトをしている仲間がたくさんいます!
塾講師に興味のある方、まずは栄光ゼミナールに応募してみませんか?